【就活生必読】具体例で分かる!就活生が書いたエントリーシートの志望動機を社会人が見て思う4つのこと

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【就活生必読】具体例で分かる!就活生が書いたエントリーシートの志望動機を社会人が見て思う4つのこと

Gonです。

数か月前にココナラというスキルを売買するサイトで、私は就活生の就職指導を行ってきました。

⇒ 関連:スキルを売買できるサイト「ココナラ」での出品内容

今年で社会人6年目となった私も過去にはダメダメ就活生だった時期がありました。その時と比べれば今は少しは成長できたと感じます。

そんな私が就職支援をし、就活生が書いたエントリーシートの志望動機を見て感じたことを書いてみようと思います。社会人となった私が就活生の書いた志望動機をどのような視点で、どのようなことに注意を払って読んでいるのかを分かり易く解説したいと思います。

結論を言えば、就活生が書く志望動機には「4つの共通点」がありました。その共通点を知り、少し手を加えることで、読みやすくなるだけでなく、エントリーシートの通過率を40%(当ブログ比)高めることをお約束します!

就活生を対象にしていますが、もちろん中途採用を目指す第二新卒層においても使えるテクニックかと思います。

志望動機とは

そもそも志望動機とは、「何を問われている」設問なのでしょうか。

私が考えるに志望動機とは、「何故、よその企業ではなく、うちの企業なのか?」という設問と言い換えることが可能です。すなわち、志望動機として成立するためには満たさねばならない要素があり、それを先にお伝えすると、企業に「それってよその企業でもいいよね?」と思われないようにすることです。

過去の私もそうでしたが、就活を始めると誰しもが「志望動機」に躓きます。志望動機の設問が問うていることはシンプルなのですが、作成する側となると企業研究もしなければならず、時間がかかるし厄介だと感じます。

「自己PR」や「学生時代頑張ったこと」は使いまわし可能ですが、「志望動機」というのはこれまでにご説明した性質から使いまわすことが困難です。

結局、学生がその企業を受ける理由というのは、「その会社が提供しているサービス・製品が好き・利用したことがあるから」や「大手企業で給料が良く、安定してそうだから」という単純なものが多く、もっと言えば「その会社を知っているから」という理由だけでその企業の選考を受けることでさえあります。

個人差はあれど一人の学生が一社から内定を受けるために何十社とエントリーしなければならない実情がありますから、受ける企業の数だけ志望動機を考えなければなりません。しかし、巷に溢れる就活ハウツー本や就活サイト、就活支援ブログ等を読めば、志望動機でもある程度、型にはめて考えることが出来るのでそれらのテクニックを活用すれば、それほどの労力は必要ないかと思いますが、それでも大変だと思います。

当時の私も例外になく、心の中では「何を今更、志望動機だよ!」と思い、泣きながら書いていました。

 

共通点①:よその会社でもいいよね

冒頭でお伝えした「4つの共通点」について順を追って解説していきます。

それでは、1つ目ですが「よその会社でもいいよね?」と思わず言いたくなる志望動機です。ここまで読んで頂けたのであれば、ご理解頂けるかと思います。

分かり易い例を挙げると「若いうちから責任のある仕事を任せてもらえるから」という志望理由です。

学生は素直で、また正直であるため、会社説明会で人事担当者が「うちは若いうちから責任のある仕事を任せるから」と自慢気に威張っていたことでも丁寧にメモを取る人がいます。私もどちらかといえば、そのタイプでした。そして、エントリーシートを書く時にそのメモを見返しては「志望動機」の理由の一つに織り交ぜてみます。その部分に心を強く動かされたのであれば、それを主軸に志望動機を組み立てようとします。

お気づきかと思いますが、私の理屈からすれば「若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる」というのはハッキリ言って志望動機として成立していません。それは「よその会社でも通用する理由であるから」です。

「若いうちから」、「責任のある仕事」というのも実に曖昧で、具体性に欠けます。若いうちというのは、20代前半なのでしょうか?半ばなのでしょうか?、責任のある仕事というのは具体的にはどのような仕事なのでしょうか?

雇用主に対して労働力を提供し、その報酬を得るのが私も含めた給与所得者というスタイルになりますが、報酬を受け取る以上「責任がない仕事」など存在しません。入社して仕事を与えられた時点で、大なり小なり責任は伴います。

本題からは少し脱線しましたが、もう一度まとめると、よその企業でも通用することは志望動機としては言わないことです

しかし、よその企業でも通用することも志望動機に織り交ぜてはいけないわけではありません。添える程度であれば問題ないかと思います。つまり、それを主軸に志望動機を組み立てることがおかしな話だと思います。

 

共通点②:志望動機が「評論」チックになってしまう

2つ目は志望動機が「評論」チックになってしまうことです。これもよく見るパターンです。

志望動機を書いていたつもりが「評論」を書いていたというのです。評論というのは物事のよしあしや優劣や価値を論じるものですが、ご自身で書いた文章が評論になっていませんか?

例えば、どのような文章が評論チックかと言うと、このような文章です。

貴社の〇〇という企業理念のもと、社会に〇〇という価値を与え、お客様から信頼される人になりたいと思い、志望しました。

評論チックの文章には、その内容が具体性に欠けるという欠点があります

志望動機が評論チックになってしまうと、例文のように抽象的な表現が並び、それを読んだ人に書いた人の「人となり」が映像として映りません。反対に志望動機として上手く書けている文章は、書いた人の「人となり」が映像を見ているかのように伝わり「是非、会ってみたい」という気持ちにさせられます。

もしも、評論チックな文章になっていたならば、そこは思い切って表現を変えてみることです。

 

共通点③:成長したい・自分を高めたい!

3つ目は、自己成長願望が強い志望動機です。キャリア志向の意識が高い学生に多いです。

以下の例文はいかがでしょうか。

○○という仕事に従事し、スキルを高めていきたいと思い、志望しました。

企業にとって社員の成長というのは重要課題です。しかし、企業が社員の成長を考えるのは、社員個人のキャリアアップというより、むしろ自社の業績向上のためが本音です

つまり、企業とはいつの時代も変わらず、自社の業績向上に貢献してくれる人を探しています。営利目的の民間企業であれば当たり前のことです。企業が成長して欲しいと考える社員というのは、業績向上のために日々持ち場で努力し、汗を流し、活躍してくれている社員たちなのです。入社どころか内定すら与えていない就活生からその企業の「業績向上」を差し置いて、真っ先に「自分が成長できるから志望しました」と言われたらどうでしょうか。

成長意欲があることや、仕事に対してやる気に満ちていることは悪いことではありません。それも重要なパラメータであるので、企業に対してアピールポイントとなりますが、少なくとも民間企業で働くことを目指すのであれば、最も大事なことを忘れてはなりません

企業からしたら人を一人雇うことはコストです。特に、新入社員時代や入社3年目までは仕事でも教育を兼ねており、一人前とは言えないでしょう。それでも、企業は教育にコストを払い、決められた給与を支払うのも将来、成長を遂げて自社の業績向上に貢献して欲しいと願うからです。

 

共通点④:ファンレターになっている

最後の4つ目が、ファンレターになっている志望動機です。ファンレターも行き過ぎると熱烈なラブレターとなり、少し引いてしまいます。

ファンレターとなっている志望動機では、とにかくその企業を褒めて褒めて褒め倒しています

褒められて嫌な顔をする人はいません。私だって自分の会社を褒められれば純粋に嬉しい気持ちになります。褒めることができるというのは、きっと好きで好きでたまらないのでしょう。

企業にとって、学生は見方を変えればお客様でもありますから、皮肉ですがファンレターを送ってくれる学生は「大切なお客様」として扱うことがあります。ファンレターが書けるほどの学生ですから、その企業の製品やサービスをよく知り、愛用している「いいお客様」である可能性は高いです。内心は「これからも良いお客様でいてね」と思っているわけです。

「好きを仕事にするな」と伝えたいわけではなく、「好きこそ物の上手なれ」ということわざもあるくらいです。

しかし、仕事をするだけであれば「好き」だけでは成立しません。時には、その「好き」が邪魔をすることもあります。仕事をすることにおいては、その製品やサービスを知らなくても構わないですし、それが「嫌い」であってもアイデアや発想次第では売上UPや認知度UPに繋げることもできます。

自分が書いた志望動機を読んで、もしもファンレターになっていると感じたのであれば、一度初心に戻り、何故その製品やサービスが好きなのかという視点で掘り下げてみることです。

 

まとめ

いかがでしたか。

就活の志望動機ほど考えるに難しいものはないと思います。

学生の就職活動では、誰もが就業経験もない業界・職種の未経験者です。ポテンシャル採用となり、学生の「見た目や印象」・「学歴」・「学生時代の経験」・「性格(長所や短所)」・「自己PR」・「志望動機」で少しずつ差が生まれていきます。それに就職活動では、企業の新卒1枠に対して数百~数千人が応募することもありますから、倍率が高くなります。必然的に競争となって、今回ご紹介した志望動機のままでは他者に負けてしまうこともあります。

一方、中途採用の転職では、求職者は就業経験を持ち、業界・職種の経験者です。求職者にとって一番のアピールポイントは「その業務を他社で経験している」ことになります。倍率も3~4倍程度がせいぜいであり、新卒のように数百~数千という倍率にはなりません。志望動機が多少弱くても「経験」を買われれば「採用」となるケースも存在します。

最後に、本題から逸れますが、就活中はどの企業であっても「第一志望である」ことを伝えます。

本音は「第二希望群」であったとしても、建前でもいいです。目が泳ぐことなく、凛々しくも爽やかな笑顔で「第一志望です」と伝えます。賛否あるかと思いますが、どの企業であっても「第一志望」と伝えることはTPOを弁えたマナーだと私は考えます。

 

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志望動機の書き方は千差万別で、人が違えば、着眼点が全く異なり、添削する私も勉強になりました。キャリアクエストでは、各個人の希望や経験・性格などをもとにエントリーシートや応募書類の添削・アドバイスを行っています。

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Gon
キャリアクエスト運営責任者。 20代のうちに転職を3回経験し、現在4社目。自身がキャリアに悩み、転職を繰り返した経験をベースに、同じようにキャリアへ悩む20代、30代に向けてキャリア開発支援、転職支援を行いたいと考えている。

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