【転職回数が多い人は要注意】転職回数が多い人のための転職ストラテジー

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【転職回数が多い人は要注意】転職回数が多い人のための転職ストラテジー

Gonです。

私と同じように転職慣れした「転職玄人」が次に転職を考える時、「転職回数」を気にしなければなりません。

一般的に転職回数が増えていくにつれ、転職の難易度は上がり、その成功率は下がっていきます。これは受け入れなければならない事実です。

転職回数が多い・少ないの基準は、目安ですが各年代の十の位の数字だと言われています。20代であれば2回、30代であれば3回となり、この程度の回数であれば企業からの評価も落とすことはありません。

私は現在30歳ですが、30代の目安は3回です。それにも関わらず、既に転職回数が3回であるため、もし次に転職をするのであれば、転職回数を気にしなければなりません。ミスマッチ転職でもすれば、さらに1回増えて転職回数が5回となり、これでは相当厳しくなると思います。

今回は、転職回数が多い人が転職で成功を勝ち取るための方法を「転職ストラテジー」としてご紹介します。

何故、企業は転職回数を気にするか

企業は何故転職回数を気にするか、私も考えたことがあります。

別に転職回数が少しくらい多くても、仕事で成果さえ出してくれればいいのでは?と考えていました。

あくまでも上記に対する私の答えです。

企業にとって、正社員一人を雇用するというのは、私たちが労働の対価として受け取る給料を支払う以外にも大きなコストとなります。

当然ですが、企業からしたら雇用した社員には少しでも長く働いてもらわなければ困ります。せっかく採用した人が仮に数か月~1年程度の短期間で退職されたら、また募集をかけるのか、社内で異動させるのかと空いた穴を埋めることを考えなければなりません。

長期にわたって、自社の業務に携わり、能力を高め、昇格もし、最終的には経営を担うような人材になって欲しいと願います。

年齢の割に、転職回数が多いと判断されれば、「すぐに辞めてしまうような人」であったり、「対人スキルが低い」、「忍耐力がない」など能力面を「転職回数が多い」ことの先入観で判断されてもおかしくありません。

自分では「誤解だ!次は長く勤めたいと思っている」といくら言っても、「どうせ次もすぐ辞めるんでしょう?」と思われてしまい、これではうまくいきません。

まとめると、企業は転職回数が少ない人を好みます。転職回数が多い人は、年齢やその理由にもよりますが、「すぐに辞めたくなる人ではないか」や「辞め癖がついていて、また転職を繰り返すのではないか」という色眼鏡で判断します。

 

応募時に存在する見えないフィルター

企業の求人に応募する時、必ず「職務経歴書」と「履歴書」とセットで送ることになります。

もしも、書類選考がなかなか通らないと嘆いている方は、「転職回数」が多いことがその原因かもしれません

とある転職エージェントのアドバイザーから以前伺った話ですが、求人票には「裏の応募要件」があるそうです。裏というように、求人票には決して載らない要件となります。

それは、「ほとんどの会社では離職1年以上の方や転職から3年経過していない人材の応募を不可とする場合がある」ということでした。

転職回数は、キャリアが続く限り、一生付きまといます。在籍期間に関係なく、就業した事実は消すことはできません。転職回数が多いが、それでも転職を希望するならば、転職回数に寛容な企業を中心に受けることも有効です。

この手の企業はブラック企業であることが多いため、企業選びにおいてその見極めが重要です。

 

日系大手ほど転職回数が少ない人を好む

日系大手は、歴史的に終身雇用や年功序列が根付いていたこともあり、古臭い社風の会社が多いです。

また、少し前までは中途採用はほとんどなく新規雇用は全て新卒者でカバーする企業も多かったです。それでも、今は有名な一流大手企業であっても中途採用をしており、大手企業全体が中途採用に前向きです。

前向きですが、日系大手は特に「転職回数」が少ない人を好む傾向にあり、年齢や経験にもよりますが「転職回数」が多いという理由だけで面接にすら呼ぶことはしません。ただし、スキルや経験が魅力的で、転職回数が多くてもキャリアを確実に伸ばし、キャリアアップしていると判断されればその制限を受けません。

何故、日系大手は転職回数が多い人を嫌う傾向が強いのでしょうか。考えられうる理由は、それぞれ以下の通りです。

 

理由①:応募者数が多い

大手は業界内でのプレゼンスが高く、人気もあるため、どんな職種であっても中途採用の募集をかければ一定数の応募があります。こうなると応募者全員と面接で会うことはできないため、書類で面接する人を絞り込んでいきます。「転職回数が多い」ことを理由に面接に呼ばないことも十分考えられます。

また、大手はマニュアル的な業務の進め方をするため、中途採用の担当者が応募書類を受け取り、機械的に「転職回数」を見て面接へ呼ぶ/呼ばないを決めている場合もあります。応募後、すぐに結果が出るような場合は、人事部NGの可能性が高いかもしれません。

 

理由②:採用に至るまでのプロセスが長い

大手企業は社内手続き・社内プロセスが長いという特徴があります。現場レベルでOKを出しても、その上司がNOと言えば、採用は難しいでしょう。採用について人事権を持った役員に至るまでの社内プロセスが長く、関わる人が多いため、転職回数が多いことは評価を下げることに繋がります。一方、ベンチャー企業や中小企業では応募者数がもともと少ないこともあり、応募した時点で人事権を持った人の目に触れる可能性もあり、転職回数が多くても興味を持ってもらえる可能性は十分あります。

 

理由③:中途を採用する背景が違う

大手企業の場合、業務過多による人手不足を理由に募集する場合も想定されますが、基本的には欠員に対する補充がメインかと思います。やはり基本的なスタンスとして、足りなければ新卒を対象とした通年採用数を増やして、育てていこうとします。

それでも、新卒者だけではカバーできない部分(すぐに人が欲しい)もあるので、他社で経験を積んだ中途採用者で補完します。その時には、大手では応募者の経験の質と量を特に重視します。そこで、経歴が定まらずに、転職を繰り返してばかりいては、せっかくいい経験やスキルを持っていても、霞んで見えてしまう場合もあります。

 

外資やベンチャー企業ではチャンスあり

日系大手は転職回数が多い場合、厳しいですが、外資系企業やベンチャー企業においては「転職回数」はあまり気にしないところも多いです

外資系企業に勤める人が転職をする時、同一業界で競合他社へ移るケースも多いです。能力やスキルがあれば、転職回数は多少多くても目を瞑ってもらえます。ベンチャー企業も同様に、どちらかと言えば能力やスキル重視で評価するところが多いです。いずれの場合も、転職回数が多くても「転職理由」を論理的に説明できなければなりません。

つまり、転職回数が多くても、キャリアの方向性が見えていればまだいいと思いますが、会社選びに軸・基準がなく、その時々、感情の赴くままに転職を繰り返し、業界・職種も一貫性がなければ外資系企業やベンチャー企業でも厳しい転職活動になるかと思います。転職が多い人がいれば、まずその理由を聞きたくなります。「どうしてそんなに転職回数が多いのか?」と。そして、企業から必ずされるであろう「結局、何がしたいの?」という質問に対して論理的な答えを用意しなければなりません。

 

転職回数が多い人の転職ストラテジ―

転職回数が多いことで、その転職活動が厳しくなるのは間違いありませんが、それでも悲観することもないと思います。

転職回数が多くても企業から評価され、転職を成功している人は多くいます。これまでの転職で得た経験やスキルを整理し、何が自分にはできるのか、それを具体的に語れるようにすることも重要です。そして、次の転職では何を求めていて、その結果、将来はどうなっていたいのか、キャリアプランを語れるようにすることで企業からの評価も得られると思います。

結局は、自分が何をしたいか(転職理由)、何ができるか(自己PR)、何故この企業なのか(志望理由)を論理的に説明できさえすれば採用に至る可能性はあります。

しかしながら、応募書類で落とされる企業は諦めるしかありません。どうしてもその企業に行きたいのであれば、その求人情報をよく読み、そこに記載のある経験を現職か、もしくは別の企業で積み、自分のキャリアをさらに数年かけて鍛えていくしか道はありません。

転職回数が多い人の最初の難関は、書類選考だと思います。書類選考さえ突破できたのであれば、企業もその転職回数が多いことを理解して面接に呼んでいるということが言えます。

従って、面接の準備はしっかり行います。企業は「転職回数が多いこと」に対して必ず質問をしてきます。企業は面接で過去の転職を知り、求職者の本音を探ろうとします。

その企業に採用されるための条件は、企業側が「転職理由が多いこと」の理解が得られることだと思います。その理解が得られないまま、合格になることはあり得ません。そして、企業側が「自社では長く頑張ってくれる」と確信が持てた時に採用を通知すると思います。

転職回数が多い人の転職ストラテジーは「過去の転職について、慎重かつ論理的に説明できるようにする」ことではないでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたか。

転職回数が多くても悲観することはないと思います。

「転職回数が多い人の転職ストラテジ―」でもお伝えしたように、転職回数が多い理由を説明でき、企業側から納得や理解が得られたならば転職も成功すると思います。

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Gon
キャリアクエスト運営責任者。 20代のうちに転職を3回経験し、現在4社目。自身がキャリアに悩み、転職を繰り返した経験をベースに、同じようにキャリアへ悩む20代、30代に向けてキャリア開発支援、転職支援を行いたいと考えている。

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